ふるさと納税制度は、2008年4月の地方税法等の改正によって同年5月から開始されました。2021年7月時点の総務省の調査結果によると、2020年は1,700を超える市区町村が参加し、年間受入件数は3,489万件(約6,725億円)と5年前の調査結果と比較して約2.74倍という高い伸びを示しています。
近年では、取り扱う自治体が増えていることに加え、寄付金控除が受けられる限度額シミュレーションの充実、各種ポイントサービスとの連携など、ふるさと納税を取り扱うウェブサイトの充実も図られています。一方で、それらのウェブサイトは数多く存在し、これから同制度の利用を検討している利用者にとって、どのサイトを利用すればよいか、わかりづらくなっている面もあります。
こうした社会的背景も踏まえ、この度当社では、これからふるさと納税制度の利用を検討している方、既に利用中の方へ、ウェブサイトが使いやすく、コンテンツが充実しており、安定性と信頼感がある、ウェブサイトについてランキング調査を行いました。
調査期間は2021年9月1日から10月30日まで。ランキング結果は2021年10月1日時点の各社ウェブサイトに基づいています。
ふるさと納税サイトのうち、Gomezが定める次の基準を満たす4サイト(さとふる / ふるさとチョイス / 楽天ふるさと納税 / ふるなび)を調査対象としてノミネートします。
そのうち、総合得点および各カテゴリ別のランキング上位4サイトまでを当社ウェブサイト上で公開します。
「Gomezふるさと納税サイトランキング」では、ふるさと納税サイトをこれから新たに利用するユーザーや、利用中のユーザー双方の視点に基づく「ウェブサイトの使いやすさ」「コンテンツの充実度」「安定性と信頼感」の3つの切り口(カテゴリー)から構成される89の調査項目について当社アナリストが評価を行います。各カテゴリは、以下のような評価内容となっています。