「Gomez投信運用会社サイトランキング」は、投資信託運用会社(以下「投信運用会社」)が運営するウェブサイトをユーザー目線で客観的に評価することを目的としています。ウェブサイトとして基本となる適切なサイトパフォーマンス、ユーザーフレンドリーなサイト構造やアクセシビリティへの配慮に加え、個別の投資信託の商品情報、各種報告書やパフォーマンスデータ等が、ユーザーに向けてわかりやすく掲載されているのかを評価します。多数の投資信託を提供する投信運用会社が多いため、商品検索機能についても重視しています。
また、金融庁が掲げる資産運用立国の実現に向けた政策プランにおいて、我が国の家計金融資産の半分以上を占める現預金が投資に向かい、企業価値向上の恩恵が家計に還元されることで更なる投資や消費に繋がる「成長と分配の好循環」を実現していくインベストメントチェーンの残されたピースとして、家計金融資産等の運用を担う資産運用業とアセットオーナーシップの改革への期待が高まっています。こうした背景も踏まえ、本ランキングでは、プロダクトガバナンス体制、運用体制や運用担当者の情報等も評価の対象としています。
さらに、本ランキングに先行して、当社では投信運用会社の認知度・イメージに関して20代以上の男女合計873名(男442名:女431名)を対象にウェブアンケート調査を実施しました。この調査結果における各社の認知度や、「投資信託」等の一般的なワードで検索した場合の各社のウェブサイト上での検索順位についても、企業とそのウェブサイトが有するブランド価値として、本ランキングの調査結果に評価項目として組み込まれています。
調査期間は2024年4月1日~202年4月30日までです。
ランキング結果は、調査期間内における各サイトに基づいています。
社団法人投資信託協会が公表する投信運用会社別の純資産総額に基づき、上位40社に該当する投信運用会社が運営するウェブサイト(2023年末時点、ETFを除く)
本調査では、以下の6つの視点(カテゴリ)から設定された161の調査項目をもとに当社のアナリストが評価を行います。
カテゴリ名称 | 評価内容 |
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ウェブサイトの使いやすさ |
ウェブサイト全体のユーザビリティを評価するカテゴリです。わかりやすいナビゲーション、情報の見つけやすさや各コンテンツの見やすさ・使いやすさを評価します。 |
デザインとアクセシビリティ |
テキストリンクや文字サイズ、色彩のコントラスト等、デザインやウェブアクセシビリティ基準への対応状況等を評価します。スマートフォン対応についても評価の対象となります。 |
ファンド情報 |
投資信託に関する個別情報や関連するデータやレポートの掲載や、こうした情報の見やすさと使いやすさを評価するカテゴリです。投資信託の検索や絞り込み機能も評価の対象となります。 |
安定性と信頼感 |
ウェブサイトの表示速度や稼働率といったサイトパフォーマンスに加え、基礎的な会社情報、運用体制、各種メッセージ、プロダクトガバナンス、議決権行使や企業との対話に対する考え方や実績といった投資運用会社としての在り方や実績に関する情報発信の状況を評価します。 |
機能性・先進性 |
マイページ機能や基準価額等のお知らせメール配信、動画による情報発信、ソーシャルメディア対応、新NISA等の最新動向や制度解説、シミュレーションツールの提供等を評価します。 |
ブランド価値 |
投資信託運用会社の認知度・イメージに関するウェブアンケート調査(注)における各社の認知度に関する結果や、「投資信託」等の一般ワードでウェブサイト上での検索順位の結果を加えたウェブサイトのブランド価値を評価するカテゴリです。 |