オンライン上のサービスを改善するためには、ユーザーの声や行動状況を多く集め、客観的に調査・分析することが最も重要です。
ところが、従来型のユーザビリティテストは、期間・コストの面から多くのモニターによる調査が困難でした。
弊社では、モニターの方に自宅にいながらユーザビリティテストを行なってもらうことにより、100名~1000名規模のユーザーエクスペリエンス調査を可能としました。
あらかじめ定められたタスクに従ってサイトを利用してもらい、そのユーザー行動や意見を分析することにより、貴社サイトの現状把握と改善に結び付けられます。
オンライン・ユーザーエクスペリエンス調査(オンラインUXテスト)は、ユーザビリティテストと同じくユーザー操作に焦点をあてた調査でありながら、まとまった規模のサンプル数(100~1,000名規模)を確保できるリモートユーザビリティテストです。
オンラインUXテストは、Webサイト上の仮説検証が必要なあらゆる場面で活用いただけます。
ユーザーがサイト上で、スムーズに目的を達成しているかどうかをテストします。
どのようにしたら競合他社に勝てるかを検証するために、自社サイトと競合他社サイトを実際に見てもらい、その行動特性と意見を聴取します。
どうしたら顧客はWebサイトを見つけてくれるかを確かめるために、自由なインターネット行動の過程で自社サイトにたどりつくかを検証します。
サイトの新デザインが本当によいのかどうかを検証するために、リニューアル前のプロトタイプデザインをユーザーに見せて感想をもらいます。
調査モニターのユーザーは、自宅やオフィスなど、普段そのサイトを利用している場所・端末・ブラウザでテストに参加します。自然な状況でテストすることで、“いつもの使い方”や率直な意見・感想を収集できます。
ブラウザと連動するプラグインを用いて、ユーザーへの閲覧画面の履歴を記録し、さらにユーザーから各画面ごとの意見を自由に収集することが可能です。
調査対象モニターは専門のモニター会社に委託します。
150万人を超える膨大な数の登録モニターから貴社のターゲット属性に最も合致した人を抽出することができます。
中国や欧米など海外における調査モニターの募集も可能です。
オンラインUXテストは、ユーザーが行ったタスクについて「たどったページの経路情報」、「見ていたページの画面ショット」、「タスクに要した時間」、「ページの表示速度」といった、ユーザー体験に関連したあらゆる情報を記録し、「見える化」します。
1. ターゲットユーザーの策定 | Webサイトの課題点のヒアリングを行い、調査の実施目的をすり合わせます。貴社サイトがターゲットとするモニター属性を定め、そのモニターを抽出するためのスクリーニング項目を作成します。 |
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2. タスク設定・テスト質問項目設定 | モニターに実施・回答してもらうタスクと質問項目を設計します。1モニターあたり1回の調査にかける時間は20~50分が標準的です。タスク内容を、例えば「商品情報を探す」「申し込みをする」などの単位で設定し、そのタスクを達成するための設問を作成していきます。 |
3. モニター募集 | モニター抽出用質問項目をもとにモニター会社に委託し、約150万人の登録モニターの中から、条件に合致するモニターを抽出します。 |
4. オンライン・ユーザーエクスペリエンス調査実施 | モニターは、自宅やオフィスから調査専用URLにアクセスして調査に参加します。ブラウザの枠外にタスクを達成するための指示が出されますので、モニターはそれに従いWebサイトを閲覧していきます。タスク完了後は感想を入力します。 |
5. 調査結果分析・報告会実施 | 調査に参加したモニターの行動は、設問への回答、投稿された意見・感想、クリック・画面遷移などの行動履歴、所要時間/滞留時間として記録されます。これらの膨大なデータを集計・分析のうえレポートにまとめ、考察と具体的な貴社サイト改善案をご提示します。 |
期間 | 2週間~4週間 |
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料金 |
※ モニター人数は100名以上の場合です。出現率が低い場合(目安2%以下)は別途500,000円かかることもあります。 |