総合第1位は「ＳＢＩいきいき少額短期保険」となりました。わかりやすい構成と大きく見やすい文字などで「サイトの使いやすさ」カテゴリで1位を獲得しています。
各商品ページでは、商品の特長・ポイントを整理して掲載しているほかアイコンや図を活用し視認性向上につながる工夫が施されています。
また、すべてのページから資料請求ができる設計になっており、入力フォームではリアルタイムにエラーをチェックする機能の実装や入力必要項目数が随時更新されるなどユーザーの使い勝手向上につながる取り組みを積極的に行っている優れたウェブサイトです。

総合第2位は「ＡＢＣ少額短期保険」となりました。カテゴリ別では、「情報量とサービスの充実度」で1位を獲得しています。
少額短期保険について制度の成り立ちや仕組み、わかりづらい少額短期保険会社と保険会社との違いなどを丁寧に解説しているほか、読み物コンテンツなどを豊富に取り揃えており、幅広い情報を提供しています。

総合第3位は「ペットメディカルサポート」となりました。カテゴリ別では、「サイトの使いやすさ」で2位を獲得しています。
ブラウザの表示幅に合わせてコンテンツサイズが自動で可変するデザインを採用しています。アイコンや文字の折り返し、表やグラフの幅が自動調整される視認性の高い作りになっており、スマートフォンのほかタブレットも最適化された画面を用意し、あらゆるユーザーの閲覧環境を考慮した良いウェブサイトです。

全体として、申込や資料請求のボタンサイズなどを大きく目立つデザインで設置し、商品や保障内容説明ページでは、図表やイラストを活用するなど視認性向上につながる工夫が施されています。一方でユーザーが自分に適した保険を見つける手助けとなるコンテンツや情報の掲載は少ない傾向にあります。診断コンテンツの用意や、シミュレーションツールの充実、商品比較機能等の実装が望まれます。また、申し込みをウェブサイトから完結できるほか、契約管理ができるようにすることもウェブサイトにおける重要な要素です。

本調査では、以下の2つの視点から設定された44の調査項目を基に当社のアナリストが評価を行います。