ゴメス・コンサルティング株式会社

2008年4月1日
ゴメス・コンサルティング株式会社

「2008年3月 IRサイト総合ランキング」の発表について

ゴメス・コンサルティング株式会社(以下、ゴメス)は本日、「2008年3月IRサイト総合ランキング」をゴメスのウェブサイト(https://www.gomez.co.jp/)上で発表いたしました。
この調査は毎年、国内全上場企業が提供する株主・投資家向け広報(IR)サイトの使いやすさや情報の充実度を評価することを目的として行っています。「ウェブサイトの使いやすさ」「企業財務・決算情報の充実度」「経営組織・戦略情報の充実度」「きめこまかな情報開示」の4つの切り口から、投資家の視点に基づいて設定した260の調査項目により当社アナリストが評価を行い、総合的に優れたIRサイトのランキング、ならびにIRサイト優秀企業を決定します。
「2008年3月IRサイト総合ランキング」上位10社と優秀企業は、以下のとおりとなりました。

【総合ランキング】

順位 得点 会社名 前回※
1位 8.43 東芝 2位
2位 8.31 KDDI 3位
3位 8.08 エヌ・ティ・ティ・ドコモ 1位
4位 7.99 三菱UFJフィナンシャル・グループ 5位
5位 7.96 カプコン 4位
6位 7.91 松下電器産業 15位
7位 7.67 東京瓦斯 8位
8位 7.56 ファーストリテイリング 6位
9位 7.54 TDK 9位
10位 7.44 エーザイ 48位
10位 7.44 アサヒビール 16位
10位 7.44 オムロン 11位

※ 前回は「2007年3月IRサイト総合ランキング」(2007年4月3日発表) 

【上位企業の評価理由】

第1位 東芝

最新の決算・財務情報、経営方針や事業内容など、経営状況を報告する情報が多彩なサイトです。動画やアクセスランキング、RSSなどの機能面にも優れ、個人投資家情報はわかりやすくまとまっています。ユーザビリティを犠牲にすることなく豊富な情報を束ねた、見本的なサイト構成が高い評価となっています。

第2位 KDDI

決算情報に加え、経営方針や基本理念、CSRなどに関する情報も充実したサイトです。経営目標やCSRへの取組についての情報がコンパクトにまとまっています。性格の異なる多彩な情報をスムーズに閲覧できるようなナビゲーションなど、使いやすさの面からも配慮がなされています。

第3位 エヌ・ティ・ティ・ドコモ

四半期ごとの株主通信公開、個人投資家向け情報や説明会動画配信など、積極的に情報開示を推進しています。また、通常はPDFで配布されることが多い株主通信や説明会資料はHTML版も用意され、PDF情報のみに依存しないアクセシビリティの高さを実現しています。

【2008年3月IRサイト総合ランキング 優秀企業101社】

得点 会社名
8.43 東芝
8.31 KDDI
8.08 エヌ・ティ・ティ・ドコモ
7.99 三菱UFJフィナンシャル・グループ
7.96 カプコン
7.91 松下電器産業
7.67 東京瓦斯
7.56 ファーストリテイリング
7.54 TDK
7.44 エーザイ
7.44 アサヒビール
7.44 オムロン
7.42 三井物産
7.37 新日鉱ホールディングス
7.36 三菱商事
7.31 インテリジェンス
7.29 みずほフィナンシャルグループ
7.28 ソフトバンク
7.28 帝人
7.26 東レ
7.20 ミネベア
7.20 ベネッセコーポレーション
7.17 富士重工業
7.16 第一三共
7.14 日本電信電話
7.14 三井住友海上火災保険
7.10 SBIホールディングス
7.10 シャープ
7.04 旭化成
7.04 日本板硝子
7.02 東京エレクトロン
6.96 コスモ石油
6.92 富士通
6.91 NECエレクトロニクス
6.91 マツダ
6.88 T&Dホールディングス
6.87 野村ホールディングス
6.86 商船三井
6.84 NECフィールディング
6.82 大和証券グループ本社
6.80 新日本石油
6.79 新生銀行
6.76 日本ユニシス
6.74 富士フイルムホールディングス
6.71 三井住友フィナンシャルグループ
6.68 日産自動車
6.66 ライオン
6.66 丸紅
6.65 リコーリース
6.63 古河電気工業
6.62 小松製作所
得点 会社名
6.61 コナミ
6.60 リコー
6.57 セガサミーホールディングス
6.54 トヨタ自動車
6.50 双日
6.50 ニコン
6.47 セイコーエプソン
6.47 シチズンホールディングス
6.46 武田薬品工業
6.46 横河電機
6.45 アーバンコーポレイション
6.44 富士電機ホールディングス
6.42 シスメックス
6.42 プロミス
6.40 ソニー
6.40 キリンホールディングス
6.39 エヌ・ティ・ティ都市開発
6.39 サイバーエージェント
6.39 ヤマハ
6.38 損害保険ジャパン
6.37 ジュピターテレコム
6.35 日立製作所
6.34 日立電線
6.32 バンダイナムコホールディングス
6.31 アンリツ
6.29 インターネットイニシアティブ
6.27 トーセイ
6.24 コニカミノルタホールディングス
6.23 沖電気工業
6.22 アトリウム
6.22 電通
6.20 アイフル
6.19 三菱電機
6.17 積水化学工業
6.14 野村総合研究所
6.10 キユーピー
6.08 伊藤忠商事
6.07 サークルKサンクス
6.06 日立マクセル
6.05 昭栄
6.04 サイバネットシステム
6.03 富士物流
6.02 中国電力
6.02 大塚商会
6.02 ディスコ
6.02 新明和工業
6.01 住友信託銀行
6.01 本田技研工業
6.01 オリックス
6.00 イントランス

【業種別・市場別ランキング第1位企業】

業種名 得点 業種別第1位企業
水産・農林業 5.37 日本水産
鉱業 4.37 国際石油開発帝石ホールディングス
建設業 5.74 千代田化工建設
食料品 7.44 アサヒビール
繊維製品 7.28 帝人
パルプ・紙 5.35 日本製紙グループ本社
化学 7.04 旭化成
医薬品 7.44 エーザイ
石油・石炭製品 7.37 新日鉱ホールディングス
ゴム製品 5.78 ブリヂストン
ガラス・土石製品 7.04 日本板硝子
鉄鋼 5.32 ジェイ エフ イー ホールディングス
非鉄金属 6.63 古河電工
金属製品 5.47 住生活グループ
機械 6.62 小松製作所
電気機器 8.43 東芝
輸送用機器 7.17 富士重工業
精密機器 6.50 ニコン
その他製品 6.39 ヤマハ
電気・ガス業 7.67 東京瓦斯
陸運業 6.03 富士物流
海運業 6.86 商船三井
空運業 5.72 日本航空
倉庫・運輸関連業 5.54 近鉄エクスプレス
情報・通信業 8.31 KDDI
卸売業 7.42 三井物産
小売業 7.56 ファーストリテイリング
銀行業 7.99 三菱UFJフィナンシャル・グループ
証券・商品先物取引業 6.87 野村ホールディングス
保険業 7.14 三井住友海上火災保険
その他金融業 7.10 SBIホールディングス
不動産業 6.45 アーバンコーポレイション
サービス業 7.31 インテリジェンス
市場名 得点 市場別第1位企業
東証第1部 8.43 東芝
東証第2部 6.27 トーセイ
ジャスダック 7.31 インテリジェンス
東証マザーズ 6.39 サイバーエージェント
大証ヘラクレス 5.36 アイレップ

【カテゴリ別ランキング第1位企業】

カテゴリ名 得点 カテゴリ別第1位企業
ウェブサイトの使いやすさ 8.93 三菱UFJフィナンシャル・グループ
企業財務・決算情報の充実度 8.78 東京瓦斯
経営組織・戦略情報の充実度 8.37 東芝
きめこまかな情報開示 8.33 エヌ・ティ・ティ・ドコモ

【ご参考1:調査概要とノミネートについて】

【ご参考2:評価カテゴリの名称と評価内容について】

名称 評価内容
ウェブサイトの使いやすさ IR情報を提供するウェブサイト全体のユーザビリティを評価するカテゴリです。情報の見つけやすさや各コンテンツの見やすさ・使いやすさ、ウェブ・アクセシビリティ基準への対応状況等を総合的に評価します。
企業財務・決算情報の充実度 財務や決算に関する情報量を評価するカテゴリです。ウェブサイト上に掲載されたIR資料や説明会情報など、主に業績を中心とする定量的な情報の充実度を総合的に評価します。
経営組織・戦略情報の充実度 会社や事業に関する情報量について評価するカテゴリです。会社概要や事業情報、経営戦略、CSRなど、「何をしている会社か」を伝える定性的な情報の充実度を総合的に評価します。
きめこまかな情報開示 基本情報の一歩先を進んだ情報開示を評価するカテゴリです。個人投資家向け情報や事業トピックスなどのコンテンツ面、メール配信やRSS、ストリーミングなどの機能面の両面から評価します。

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