平成18年11月28日
ゴメス・コンサルティング株式会社

「2006年11月　総合証券オンラインサービスランキング」の発表について

ゴメス・コンサルティング株式会社（以下、ゴメス）は本日、「2006年11月　総合証券オンラインサービスランキング」をゴメスのウェブサイト（https://www.gomez.co.jp/）上で発表いたしました。
当ランキングでは、店舗での投資相談とインターネットの併用を考える利用者向けに、(1)店舗を50店以上全国展開していること、(2)日本株に加え、投資信託など複数の金融商品をインターネットで取引できること、(3)自社独自の企業調査レポートを提供していること、(4)株式等の引受主幹事業務を行っていることなどのノミネート基準を満たす7サイトが、2006年11月22日時点で提供するオンラインサービス内容を調査・分析して、ランキングに反映させております。
なお、ランキング方法および各サイトの詳細なレビューにつきましては、ゴメスのウェブサイトに掲載しておりますので、ご参照ください。

【総合順位】

順位	得点	サイト名(会社名)	前回順位
1位	7.76	大和証券（ダイワ・コンサルティング）	1位
2位	7.62	日興コーディアル証券	2位
3位	7.03	野村證券	3位
4位	6.02	みずほインベスターズ証券	4位
5位	5.88	三菱UFJ証券	5位
6位	5.72	岡三証券	7位
7位	4.96	新光証券	6位

【カテゴリ別ランキング】

【総評】

2006年11月総合証券オンラインサービスランキングでは、ノミネート全7社中3社（大和証券、日興コーディアル証券、岡三証券）が取引（ログイン後）サイトのリニューアルを行いました。各社がウェブサイトの使いやすさに重点を置いたサービス改善が目立ったランキングとなっています。

その結果、総合第1位は前回（2006年3月）に引き続き大和証券「ダイワ・コンサルティング」が獲得しました。情報・ツールの豊富さをはじめ、カスタマーサポート、取扱商品、各種サービスのすべてにおいてバランスが良く、高水準なオンラインサービスが提供されています。取引（ログイン後）サイト全面リニューアルにより、欠点であった「サイトの使いやすさ」が改善され、機能的なウェブサイトとなったことも評価の向上に大きく寄与しています。

第2位は日興コーディアル証券「日興イージートレード」が獲得。こちらは2006年10月の取引（ログイン後）サイト全面リニューアルにより、初心者にも配慮された見やすく使いやすいウェブサイトとなり、「ウェブサイトの使いやすさ」で第1位を維持しております。また、情報や商品の追加投入もあり、「金融商品とマーケット情報」においても第1位を獲得しました。

第3位は独自の情報と詳細な資産管理ツールを持つ野村證券「野村ホームトレード」が獲得しています。野村信託銀行の銀行代理店「野村ホームバンキング」がはじまり、新たなサービス展開も注目されます。

全体を俯瞰すると、大和、日興、野村の大手3社が各社の特色を打ち出した改善を行い、4位以下の準大手証券との差を引き離す結果となりました。

【評価カテゴリの名称と評価内容】

名称	評価内容
ウェブサイトの使いやすさ	ウェブサイトの使いやすさを評価するカテゴリです。サイト構造やアクセシビリティ面から見たサイトの完成度、情報収集から取引に至る操作フローにおけるページ構成を分析し、使いやすさを総合的に評価いたします。
金融商品とマーケット情報	インターネット上で取引ができる金融商品の幅広さ、各種金融商品に投資をする際の意思決定に必要となるマーケット情報や銘柄情報の多さを総合的に評価いたします。
ウェブサイトの安定性と信頼感	(1)ウェブサイトの表示速度とその安定性、(2)利用者が操作などに困ったときのヘルプやカスタマーサポート、(3)個人情報保護への取り組みをはじめとする各種開示情報の掲載の3点を総合的に評価いたします。
便利な機能・サービス	上記の基本3カテゴリに加え、情報収集や取引がより快適になるような先端機能・サービスを評価いたします。

【本件に関するお問合せ先】
リサーチ事業部・アナリスト　篠田英実
電話：03-6229-0813
FAX：03-3589-7965
Eメール　gomez-info@gomez.co.jp

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